SEIKO 5 / SNX121 MODその③ ケース研磨(続き)
こんにちは。
SEIKO 5のSNX121をMOD(と呼べるほどのことではありませんがキレイにして少しカスタム)する話の続きです。
前回の内容はコチラ↓
ポリイミドテープでマスキングが終わった状態がこちらです(再掲)。面取りしてある部分は精密ヤスリで荒く研いであります。
さて、ここから徐々に番手を上げて水研ぎしていきます。耐水ペーパーで手磨きです!
今回は#400→#600→#800→#1000→#1500→#2000の流れで研いでいきました。各ステップの写真は以下の通り。それにしてもピント合ってなさすぎですね。
↓#400後
↓#600後
↓#800後
↓#1000後
↓#1500後
↓#2000後
この後、全体をサンエーパールで磨きました。
写真だと分かりづらいのですが、まだ曇りは残ってます。
次に面取り部分のみを鏡面にすべく、マスキングし直します。(分かりやすい角度から撮ってますが、実際は固定台は使っていません)面取り部分をピカールで磨きます。
こうなりました。この状態が一番綺麗かも。
続いて、ラグ上面にヘアライン加工をするためのマスキングを施します。 ヘアラインの付け方は、どうやら定番らしいスコッチブライトの工業用パッド#320(の類似品)を近所のホームセンターで買ってきて、何回か表面を撫でるように擦りました。その結果がこちら。うーん初めてにしては頑張った方だと思いたい。
次はケース側面にヘアラインを施します。ラグ上面や面取り部分をマスキング。
以上で研磨の工程は終了です。
最後に別で磨いていたベゼルを戻します。たしかサンエーパールとピカールで磨いたのみです。
やってみて改めて感じましたが、手磨きだとエッジをキチンと残すのは難しいですね。特に曲面かつ鈍角の部分は自分の感覚に頼るしかないです。磨くにつれて光を反射するようになるため、見れば見るほどよく分からなくなってしまいます。
ただ、こうして振り返ると、最初に精密ヤスリでゴリゴリと思い切って面を取ったことが良かったと思います。
ケースの研磨は以上にして、次回はガラス風防の交換に進みたいと思います。